注目を集めるビックカメラの格安スマホ戦略

 2014年上半期のトレンドワードといえば「格安スマホ」です。まだまだ節約傾向の強い消費者の間で爆発的に普及し始めている格安スマホですが、今特に注目を集めているのがビックカメラの提供する格安スマホ及び格安SIMカードです。
 もともと家電量販店大手として知られているビックカメラですが、昨今の格安スマホブームに乗る形で独自の格安スマホの販売に乗り出しました。ビックカメラの格安スマホは、海外メーカー製のエントリーモデルのスマートフォンを日本仕様に合わせたものを用意して独自の格安SIMカードをセット販売する形で販売され、第一弾となる「CP-F03a」セットモデルは大好評を集めてあっという間に予定台数を完売してしまいました。
 好評を受けて発売されたのが、ビックカメラの格安スマホ第二弾となるTJCのSIMフリー対応スマートフォン「StarQ Q5001」です。データ通信専用の「BIC SIM」とのセットであればスマートフォン本体のの分割代金と合わせて月額わずか1830円という低料金が支持され、大好評を集めました。
 更に第三弾として発売されたのがファーウェイ製のSIMロックフリースマートフォン「Ascend G6」とデータ通信専用の「BIC SIM」を組み合わせた格安スマホです。前回までの機種と比べると端末のスペックはアップしており、本体代金と合わせた月額基本料金も2810円からと上昇しています。しかし、第三段で用意された「Ascend G6」は、前回までの二機種とは異なりLTEに対応しているという大きな特徴があります。そのため「BIC SIM」の特徴である定量高速データ通信をフル活用することができるため、以前までのモデルよりもヘビーユーザー向けのセットとなっています。
 ビックカメラで販売されているのは端末とデータ通信SIMがセットになったものだけではなく、SIMカード単体での販売も行っています。MVNO業者として実績のあるIIJのSIMカードが基本になっていますが「BIC SIM」は標準で公衆無線LANの利用権がついてくるのが特徴です。また、音声通話がセットになったプランも用意されており、格安シムといってもキャリアのプランとそん色のない利用が可能となっています。